これも 龍稜で描かれたインド人のシリーズの一枚。
詳しいことはわからないのですが、龍稜ではインドの方と接する機会が
多かったようで 白い服をまとったインド人の 踊る絵が
何枚か描かれています。
これはタイトルが不明瞭だったので おそらく……の
タイトルです。もしかしたら、将校ではないかも知れません。
日付がないのですが やはり 雲南省龍稜で描かれたもの。
ミヤザキが転戦していた地域は 少数民族が居住する地域でも
ありました。
先にご紹介した、カチン族、イ族、トン族、ヤオ族…
たくさん民族があり 固有の文化、そして美しい民族衣装、
どこか懐かしい感じのする住居など
今回 調べてみて感嘆することしきりでした。
この絵は タイトルがあり ミャオ族とわかったのですが、
中にはわからない絵もありました。
少数民族の方々とどのようにして出会い、どんな話をしたのでしょうか?
美しい文化、人々の営みは ミヤザキの絵心のわくモデルだったに
違いないと思います。
この絵もタイトルが不明瞭で 読み取ることができませんでした。
道路か壕のようなものを 作っているところのようです。
調べていても心が痛みましたが、
雲南省騰越は このすこし後に激戦地となり
多くの方が亡くなられています。